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発毛・育毛の基礎知識

発毛、育毛、
髪の毛が気になる人は
つい敏感になってしまう言葉かも。

なんだか最近抜け毛が多いなあ、とか
将来が不安だなあ、というひとは
髪の毛の健康を保つために
発毛や育毛の基礎知識を持っておくと
いいかもしれませんね。


髪はナニでできているの?

髪の毛の主成分はタンパク質です。
99%がケラチンとよばれるタンパク質ですから、
髪の毛が気になる人、
育毛、発毛を心がけている人は
毎日の食事で
良質のタンパク質をとるように心がけると良いでしょう。

とくに
ケラチンを構成するアミノ酸、メチオニンは
人間の体で合成することができませんから
食べ物で補うしかありません。
発毛、育毛には
毎日の食事も大切だといわれるのは
このような理由からなんですね。


髪はどのようにして作られるのか

普段、「髪の毛」とカンタンに呼んでいるけれど
髪の毛のメカニズムは複雑なものなのです。
髪の毛の部分名称では、まず、
頭皮より上の部分が「毛幹」
頭皮の下の部分が「毛根」となります。
この毛根の部分が
発毛や育毛には大切な部分です。
毛根の一番下、つまり髪の毛の根っこの部分には
ドロップ型の毛球という部分があり、
髪の毛を作るいちばんのモトとなる
毛母細胞がそこで栄養をたくわえては
細胞分裂を繰り返します。
栄養は毛穴の一番底となる部分にある
毛乳頭からもらいます。

髪の毛がつくられるきっかけは
頭皮の表面と、その下の真皮の間で
発毛しなさいという信号をうけることから始まります。
そこに毛を生やす!ときまれば
グルタミン酸やアルギニンのようなアミノ酸が
毛細血管を通って毛乳頭に運ばれて行きます。
そうすると、髪の毛が生える予定の地点に
真皮細胞が集まりはじめ、細胞のカタマリができ、
それとともに
頭皮の表皮も細胞分裂をはじめ、
だんだん頭皮の奥、つまり真皮側に落ち込んで行きます。
どんどん真皮に食い込んで行きつつ
真皮細胞のカタマリにたどり着くと
そのまま真皮細胞を包んでしまいます。
真皮細胞を表皮が包み込んだ部分に
毛乳頭細胞ができます。
毛乳頭細胞期は
頭皮の中に落ち込んだ表皮を
髪の毛を作るもとである
毛母細胞に変化させます。
この毛母細胞は、活発に
分裂を繰り返すことによって
ケラチンを作り出します。
ケラチンは髪の毛の主成分ですから
発毛、育毛の基本は
毛母細胞の分裂の頻度によるとも言えますね。

毛母細胞は
ケラチンを作り出しながら、
日焼けのモトとして良く知られた
メラニンという色素を吸収して行きます。
もともと、髪の毛をはじめとした
体毛すべては
皮膚が変化したものですから
メラニンの吸収も当然ありえるわけです。
ケラチンをつくり、メラニンを吸収して
細胞同士がつよく結びつくと
ついに髪の毛となります。
毛母細胞はどんどん分裂を繰り返しますから
新しくできた髪の毛は
どんどん上へ、つまり表皮に向かって
押し出されて行きます。
こうして、髪の毛は皮膚が変化して作り出され
髪の毛のもとである細胞が分裂を続けることで
伸びて行くわけです。

どうして髪の毛は抜けてしまうのか

髪が生えるメカニズムとともに
髪が抜ける理由も気になるところですね。
ですが本来、髪の毛が抜けることは
ごく当たり前のことなのです。
髪の毛は、盛んに細胞分裂を繰り返して
伸び続ける時期を過ぎると
成長するのをやめて休息期間に入ります。

成長が休止すると、
毛乳頭も堅くなり、栄養を蓄えませんから
髪の毛はどんどん細くやせ細り、
毛根は表皮に近く、つまり
毛穴自体が浅くなります。

こうなると、
シャンプーやブラッシングなどの日常的な刺激でも
髪はカンタンに抜け落ちてしまいます。
そしていずれまた、
休息期間が終われば
髪をつくり、伸ばす過程に入ってゆきます。
この、髪が生え、のび、抜けてゆくサイクルは
毛周期とかヘアサイクルとよばれていますが、
たいてい、男性なら3年から6年
女性であれば4年から8年の周期で巡ります。
通常、人の頭髪では
髪の毛全体の1割程度が休息期間で
残りの9割が成長期間にあるといわれます。

ですから、髪は抜け、そして生えてくる、という
サイクルが本来あるべき形なのですが
何かしらの理由により、
成長が芳しくなかったり、
大部分の髪が休止状態のままであると
やはり悩みのタネとなってしまいます。


髪の毛の部位と役割

髪の毛の、毛の部分は
実はいくつもの層でできています。
一番中心にあるのが毛髄質で
細胞とともにかなりの空気が含まれています。

その上にあるのが毛皮質。(もうひしつ)
繊維状の細胞が集まってできたもので、
この部分の細胞にはメラニンが取り込まれています。
ですから
髪の色はこの毛皮質の細胞できまります。

髪の毛の一番表面にある層は
毛小皮(もうしょうひ)です。
キューティクル、というとわかりやすいかもしれません。
ここの細胞は魚の鱗のように
薄く重なり合っています。
この部分の水分が不足すると
切れ毛やぱさつきなどの
髪のトラブルが起こります。
きれいな髪を保つには
水分も大切なんですね。